2015年02月20日

出産祝いと複利と娘の老後

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【経緯】
・先日、姻族の姪が世に生を得た。妻の妹の娘である。母子ともに健康なのだから喜ばしいかぎり。
・出産祝いにファンドを、と思っていたのだが、ハードルを越えることかなわず、結局キャッシュで渡した。
※記事「出産祝いにファンドを贈る方法」を参照
 http://bahette.seesaa.net/article/414319103.html
・そもそも出産祝いとは誰に対して贈るものなのか。生まれたばかりの姪に対してのものではないような気もしてきたが、ここでは(本質ではないので)特に気にしない。

【本題】
・仮に、受け取った出産祝いのうち10万円を、投資信託に投資するものとしよう。
・利回りは長い目で見て年率8%を期待するものとする(過去100年程度を見るにインフレ調整後で現実的な水準である)。
・毎年、娘の誕生日には、お年玉やお小遣いを原資として2万円を追加投資するものとする。
・すると娘が65歳になる頃にはどうなるか?投資元本は5,180万円となっている。驚きではないだろうか?この記事を書いている僕自身が驚いている。
・ちなみに投資した金額は合計138万円である。
・複利による増殖スピードは人間の(少なくとも僕の)直感をいつも大幅に上回る。
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posted by SHOJI at 13:04| Comment(0) | 投資の感性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月19日

出産祝いにファンドを贈る方法

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・義妹への出産祝いにファンドを贈ろうと思った。
・欧米の富裕層の間には、出産祝いにファンドを贈る風習があると聞いた。しかし実際に行ったという人の話を聞いたことはない。ただの都市伝説だろうか。
・富裕層になったつもりで贈ってみようかなと思った。しかしいろいろと越えねばならぬハードルはあった。
・とにもかくにも、証券会社に口座をつくってもらわねばならないではないか。ところで、生れたばかりの人間が口座開設を申請することはできるのか?
・新生児が証券口座を開設するには、親権者の同意が必要だったり、親権者がその証券会社に口座を持っていることが必要だったり、一定の条件をクリアする必要がある(証券会社によって異なる)。ただ、生まれたばかりの子でも、証券口座を持つことはできる。
・その上で、異名義移管(贈与等により保有証券を移管すること)という手続きを踏めば、ファンドを贈ることはできるようだ。僕の口座で投資信託を買って、それを贈与すれば良い。その際には受け取る側の人間も同じ証券会社に口座を持っている方がことはスムーズに運ぶようだ。
・要するに、こちらの手続きだけでできる話ではない。当然である。
・出産後のあわただしさを感じながら、妹夫婦に証券口座を作ってくれというのも気が引けて、結局キャッシュで渡した。新生児の投資家としての潜在能力(成人はまず敵わない)をおもえばはなはだ残念ではある。
・やはり事前準備が大切である。次の機会に備えるため、覚書としてここに記しておく。
posted by SHOJI at 15:15| Comment(0) | 投資の感性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月18日

中国企業の決算、不動産の評価益について

Chinese_lady1.jpg

不動産の評価益についてご質問がありました。ご回答いたします。

■ご質問
不動産業では土地は棚卸資産で、評価益として計上されませんが
中国企業ではフェアバリューとして損益計算書に計上されているようですが
ご説明頂けないでしょうか。
(長野県 K.O さん 六〇台)


■ご回答
・中国の会計基準は投資不動産について、フェアバリュー(公正価値)による評価を認めています。
・中国では、公正価値モデルと原価モデルの両方が選択により適用可となっています。
・ちなみにIFRS(国際財務報告基準)も同様です(選択適用可)。
・一方、日本基準では不可です(原価モデルのみ。ただし注記で時価情報を開示)。国が異なれば会計ルールも異なるということです。
・公正価値モデルを採用した場合、フェアバリューの増減が損益に取り込まれることになります。
・公正価値モデルを採用する企業の業績評価の際には、利益の源泉がどこにあるのかについての理解が大切なのだと思います。またそのためにも、会計ルールの理解は投資家にとって大切な土台なのだと考えます。

庄司卓矢
楽しい投資研究所


■メールセミナーのご紹介
よろしければこちらもご活用ください。

「決算書に強い投資家になるための365ヵ条」
http://www.1toushi.com/mail_steps/

※日本基準が主ですが、中国基準についても触れていきたいなと思いました。(庄司)

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posted by SHOJI at 15:31| Comment(0) | 会計と投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月04日

投資実験レポート2014年版

・株式投資というと短期売買を想い浮かべる人が多いようだが本来、投資とはそういうものではなくて、むしろそういうことはやってはいけないのだとお伝えしたい。
・短期売買の怖ろしさは、相場が気になって本業が手に付かなってしまうことだと思う。プロのトレーダーならともかく、そうでなければ昇給のチャンスも社会的信用も損ないかねない。

・皆が絶望に沈んでいる時期が最高の投資タイミング、というのは正しかった。ただ、その絶望のなか積極的に動くのはたしかに難しかった。精神的にタフでなければ(あと、そのとき十分なキャッシュを持っていないことには)できたものではない

投資実験レポート2014年版第1版をアップします。
http://www.1toushi.com/exp/

(レポートの要約)
・実験のテーマは、決算書(主に有報)を読み込んで投資先を選別、長期投資に徹することで、長期的に市場全体を上回るリターンを得られるか否か、というもの。
・2014年は市場全体に勝った。市場全体(TOPIX)が+9.4%であったのに対して、実験ファンドの利回りは+19.5%である。二桁の差をつけての圧勝といっていいのではないか。
・実験期間は2014年末で丸13年となった。実験結果は当初の仮説を支持するものとなった(なっている)。
・2014年は、USドル換算ベースで見れば日本株はネガティブ・リターンであった(△4.0%)。
・直近13年間を見れば、インフレ/デフレ調整後USドル換算後では、実験ファンドは複利ベース年率+7.2%のリターンを得た(円建てでは+6.5%)。一方、日本株は市場全体で見て複利ベース年率+4.5%のリターンである(円建てでは+3.9%)。
・なぜ勝てたのか?市場全体に比べて収益性高く、財務の足腰が強い会社群を選んで投資し続けてきたのだから、当然の結果ともいえる。そして年率複利で見た場合の数値は、妥当な水準に収束している(もっと高い水準を期待して良いはずだった。現状のリターンは満足できるものとはいえない)。
・決算書をしっかり読んで投資先を選別した結果、市場全体を大きく上回る成果が得られている。決算書を読み込むことは、投資家に追加的な経済的リターンをもたらす合理的な行動といえそうだ。

実験レポートはこちらからダウンロードいただけます。
http://www.1toushi.com/exp/
ご興味がおありの方だけ、どうぞ!

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知識は力なりですわよ。
posted by SHOJI at 09:18| Comment(0) | 会計と投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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