2012年02月14日

企業の信用度とPER(株価収益率)

PER(株価収益率)の水準は、国によって異なるものらしい。

日本(日経平均)はおおむね20倍。日経平均に採用されている225の会社の価値は、だいたい利益の20倍程度と市場から評価されていることになる。

アジアの証券市場の中で日本が一番高い。次いでインド(BSE)の15倍超。そしてフィリピン、台湾、シンガポールと続く。

その目を韓国(KOSPI)に転じてみれば、その値は意外や10倍を下回る。
利益の額は同じでも、日本企業は韓国企業の倍の値を付けられているようなものだ。

英The Economist誌はこの現状を、韓国企業の信用の問題であり、その原因はコーポレート ガバナンスの水準にあると見ている。

韓国では少数株主の負担の元に、大株主の利益が謀られる例が少なくないと聞く。

同族支配の企業において、支配株主、経営者による恣意的な利益移転がなされるかもしれないという懸念が、企業価値評価にネガティブな影響を与えている。

韓国企業に押され気味の日本企業、という印象が強かったが、市場の目を通じて眺めてみれば、まるで違った風景が見えてくることもあるという話。
posted by SHOJI at 17:17| Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。