2012年02月26日

バフェットと白圭

バークシャー ハサウェイ社の株主にとって、最大の関心事(というか懸念事項)はCEOバフェット氏の後継者問題である。

実際バフェット氏も歳である。1930年8月30日生まれの81歳。アメリカ人の平均寿命(78歳)はとっくに過ぎている。

だからであろう、最新の株主への手紙の内容も、後継者問題への対応状況が、第一の報告事項であった。

とはいえ、

・今の仕事は楽しいので近々辞めるなんてつもりはまったくない。
・が、万が一のことを考えて対策は取っておかなければならないことは分かっている。
・次のCEO候補はすでにいる。
・万一の場合に備えて、仮に明日、誰かが私の後を継がなくてはならない状況になったとしても問題はない(だからご心配なく!)

こういうことをこのところ毎年、バフェット氏は書いているのではないか。

そしてメディアも毎年、同様の内容を報道している、ような気がする。

しかし、そういわれても心配なものは心配である、というのがバークシャー株主諸氏の声である。

たしかにウォーレン バフェットとは、実にユニークで、深みを感じさせてくれる人物なので、長生きしてほしいとは思う。
しかし人間いつかは死ぬ。
なので、今のうちに、彼から学べるものを貪欲に吸収しておきたい、と僕は思っている。

ところで最近、宮城谷昌光という作家の本を良く読んでいるのだが、氏の作品のなかに、白圭という人物が登場する。
古代の中国、戦国時代に生きた周の商人で、投機で財を成し、治水事業を通じて利を社会還元した人物である。

白圭(元の名を風洪という)の逸話を読むにつけ、バフェット氏を連想してしまうのである。
posted by SHOJI at 23:10| Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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