2012年03月31日

メールマガジン「お金になる英語」配信しました

Alles Gute. 楽しい投資研究所の庄司です。

ちょっと前、Google+ に楽しい投資研究所の出張所を設けました。
たとえばこんな、投資に関するコラムを書いています。
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オリンパスの株主が、株価下落で損害を被ったとしてオリンパスに損害賠償を請求。
仮に勝ったとして、株主が株主に賠償金を支払うという、ぐるぐる回る形になるのだろ
うか。
[オリンパス株主の集団訴訟。株主が会社を訴えるということ]
 ※続きはこちらから。 http://bit.ly/HwqHVz
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よろしければご覧ください。
さて、今回のテーマは「胃の痛い監査人」です。
本編をどうぞ。

* 中国企業の決算と、胃の痛い監査人 *
[Financial Times, March 26 2011]
(記事概略)
12月決算中国企業の決算発表の期日(3月末日)を控え、監査人が受けるプレッシャー
が強まっている。不正がおそろしい。

大手会計事務所デロイト トウシュ トーマツは、ここ2週間で、香港に上場する中国
企業2社(子供服メーカーのBoshiwa Internationalと、粉ミルクメーカー Daqing
Dairy Holdings)の監査人を辞任した。

監査人による辞任は極めてまれな出来事であり、投資家はこれを赤信号と受け止めた。
デロイトの辞任後、取引停止までの間にBoshiwa社の株価は36%下落した。

昨年、デロイトはLongtop社の監査人を辞任してもいる。同社は昨年8月にニューヨーク
証券取引所を上場廃止となった。

監査証拠が偽造される恐れも高まっている。多くの監査人は昨年、銀行確認状を郵送で
受け取ることをやめた。代わりに直接銀行へ赴き、確認状を直接受け取ることにしたの
である。

comment
最近、大手会計事務所のデロイトは、香港証券市場に上場する中国企業2社の監査人を
立て続けに辞任した。監査意見を付すのがおそろしいがためである。

油断しようものなら、とんでもない内容の財務諸表(粉飾された決算書)にサインさせ
られてしまう。そういう実績(前科)があるからこそ、監査する側も戦々恐々とならざ
るをえない。

"The Bloomberg China Reverse Merger index" という興味深い指数がある。

上場企業を買収する形で、正規の上場審査を経ることなく、上場企業の地位を手に入れ
た、いわゆる「裏口上場」をなした中小の中国企業86社から成る株価指数である。

この株価指数、2010年初頭から△67%という下落を見せている。これら企業群のPER水
準は4.6倍。S&P500採用企業群のPER水準が14.4倍であることを考えれば、かなりのもの
である。

信用の差が数字に表れている。市場の評価額を観る限り、中国企業群の信用度は低い。
良くいえば伸びしろがあるともいえるが、今はどの企業が投資適格といえるのか、僕に
はとんと分からない。

なので、現段階で中国企業に投資しようとは思わない。
ただ、次の世代が経営トップに立つ頃、中国企業群の本当の恐ろしさを僕たちは感じる
ことになるのではないか、とは思っている。

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posted by SHOJI at 15:35| Comment(0) | 投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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