登録・解除の手続
http://www.mag2.com/m/0000151650.htm
**************************
こんにちは。ばへっとですよ。
通産省OBの村上世彰氏が率いる村上ファンド(正しくはMAC
アセットマネジメント)、あいかわらずアグレッシブに動いてますね。
今度は大証の筆頭株主におどり出たそうで、大証経営陣から金融庁
まで巻き込んで、なかなか世間はにぎやかです。
メディアではとかく、「増配要求!」などとハイエナ的な書かれよう
の村上氏ですが、個人的には非常に興味を引かれる人物です。
投資を純粋に考える、実はピュアな人なのかもしれないなーなんて
思ったり思わなかったり。
で、彼のファンドが投資する先は、概して株価が上がるんですよね。
「村上ファンドの行動は、会社の価値向上に貢献している」
市場がスデに、彼の行動を認めているということなのでしょう。
話は変わりますが、私の知人も個人的に運用するファンドを
持っています。
運用成績は?と聞くと、「おかげさまで絶好調!」だそうです。
彼はごく親しい人たちから資金を預かって運用しているのですが、
このごろ、彼のフィアンセも、そのファンドに投資したいと
いってきたのだとか。
ちなみに彼女のポートフォリオは、大半が郵便貯金と国債で
占められているという、かなりの保守派(?)とのこと。
軽く「いいよ」と受け入れてはみたものの、考えてみれば彼女も
出資者になるわけで、いつ議決権を行使してくるかと、いまさら
ながら不安になったそうです。
「持分以上のプレッシャーをかけて来るであろうことは目に見えている。
それを考えれば、村上ファンドなんてかわいいものだ……」
そうつぶやく彼の健闘(いろんな意味で)を祈りたい
ばへっとなのでした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<目次>
★-1:バランス・シートを読む
(本日のテーマはバランス・シートです…)
★-2:ばへっと自問自答
(投資家にとって一番大事なものは?)
★-3:会社分析レポート予告
((2337)アセット・マネジャーズの分析レポート作成中…)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★-1:バランス・シートを読む
さて、本日のテーマはバランス・シートです。
日本語に訳せば、貸借対照表です。
Balance Sheetであるがゆえに、略してB/S(ビーエス)と
呼ばれます。
B/Sは、いわずと知れた主要財務諸表のひとつです。
中には、損益よりもこっちの方が大事だという人もいます。
たしかに、会社の現状を把握するのにこれを抜きには話が進みません。
「バランス・シートを読み解くのに、最も重要なものは何なのか?」
いつもどおり、自らに問いかけました。
ばへっと得意の自問自答です。
会計士業界に長いこといると、会社のB/Sは飽きるほど目にする
のですが、こういう根本的な問いを抱く機会はなかなかありません。
胸の奥から出てきた答え、それはこういうものでした。
「やっぱりバランスでしょ」
なるほど。
◆バランス・シートとは?
貸借対照表は、会社の財政状態を表すために作られます。
株主や一般投資家、債権者など(こういう人たちをステークホルダー
といいます)に対して、ウチの会社の台所事情はこんな感じだよ、
ということ知らせるために、経営者は作成を義務付けられているのです。
ところでB/Sは、大きく分けて3つの部から構成されます。
▼まず資産の部。
ウチの会社はこういう資産を持っているんだよー、ということを
ここで表現します。
現金預金、売上債権、たな卸資産、土地、建物、等など。
財産目録を一定のルールのもとにまとめたものと考えればいい
でしょう。
▼次に負債の部
ここでは、どんな債務を抱えているのかということが表現されます。
借入金はもちろん、仕入債務、未払費用、各種引当金、等など。
ウチの会社はこんなに借金があるんだよーということを、おおっぴらに
公開してくれているわけです。
株式公開企業はパブリックな存在なので、一切合切ガラス張りの
情報公開が求められますから、プライバシーも何もあったものじゃ
ないのです。
▼最後に資本の部。
いわゆる純資産です。
資産総額から負債総額を差し引くと、純資産になります。
つまり、資産=負債+資本という形でバランスするようになって
いるんです。
おおまかにいって、いま会社を解散したらこれだけの価値が残り
ますよ、という風に見ることもできます。
すべての債務を完済して、残った資産を株主で分けようとしたら、
この部分が原資になると。
だからPBR(Price Book-value Ratio)は、解散価値を基にして
株価の割高・割安を判定する指標といわれたりするんです。
◆純資産≠解散価値
けれど厳密には、純資産イコール解散価値というのは早計です。
というのも、資産の帳簿価額イコール時価とは限らないわけですから。
たとえば土地なんかは原則、取得原価で評価されます。
100で買った土地は帳簿価額100となるわけですが、将来
必ずしも100で売れるとは限りません。
建物も原則、取得原価で帳簿に載ってきます。
しかしこれは時間の経過とともに価値が減価する種類の資産です。
よって、ビジネスに使用できるであろう年数(耐用年数)でもって、
規則的に「減価」させていかなければなりません。
これが「減価償却」という手続です。
たとえば建物を200で買ったとして、これの耐用年数が20年と
すると、毎年10ずつ減価させて(減価償却)、費用化して
いかないといけないよ、ということになります。
つまり建物のような減価償却資産の帳簿価額は、時価というよりも、
費用配分を合理的に行うための理論的残存価値という性格のもの
なのです。
(厳密には残存価額などを考えなければいけませんが、ここでは
簡略化した計算を用いています)
◆経営のバランス感覚があらわれる
バランス・シートをどのように見るかというのは、やはり投資家
個々人のセンスによります。
深いテーマですし、分析手法もさまざまなものがあります。
残念ながら、ここで逐一解説しているスペースはありません。
ただ自分の場合、B/Sをながめる際に気をつけるのは、財務の
バランスという観点です。
前にも書きましたが、B/Sの構成は、資産=負債+資本 と
なっています。
これをキャッシュの流れという観点から見ると、いかに資金を
調達して、どのような形態で資金を運用しているか、という
風に考えることができます。
他人から資金を調達したものが負債であり、株主から調達した
資金が資本です。
ちなみに、過去に稼いだ利益は資本に含まれます。
で、集めた資金をどんな形でビジネスに用いているのか。
これが資産の部で表現されるのです。
仮にこのB/Sが、個人のものだったらどうだろう?と考えると
イメージしやすいかもしれません。
資産が100あるけれど、負債が99で資本が1しかない、
という状態だったら、ちょっと借金多すぎるんじゃない?
なんて心配しちゃいますよね。
経営者のバランス感覚が、ここに現れます。
B/Sを眺めれば、会社の財務バランスの向こうに、経営者の
バランス感覚まで透けて見えるものです。
<まとめ>
☆B/Sには経営者のバランス感覚があらわれる。
☆B/Sから資金の流れをイメージしよう。
☆個人投資家は、自分の家計になぞらえてB/Sを
ながめてみよう。株主になるということは、その会社の
オーナーになるということなのですから。
(追記)
ところで、B/Sを用いた分析手法はいろいろありますし、
私もいろいろ工夫してます。
それらも追々、紹介していきますよ。お楽しみに!
(ばへっと)
★-2:ばへっと自問自答(その壱)
【Q】投資家にとって一番大事なものは?
【A】時間。
投資する個人としてみた場合、百戦錬磨の老人よりも、
何も知らない赤子の方が断然強い。
★-3:会社分析レポート予告
ただいま(2337)アセット・マネジャーズの分析レポート
を作成中!
会社のHPに有報データがアップされてないので、EDINET
で読んでます。けっこう大変です。
楽しい投資研究所会員のみなさんには約束どおり、一般に先駆けて
24時間先行公開しますよ。
お楽しみに!
(ばへっと)
◆楽しい投資研究所会員登録(無料)
http://www.1toushi.com/mailmag/postmail/postmail.html
◆分析リクエスト
http://www.1toushi.com/votec.cgi
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行:楽しい投資研究所
http://www.1toushi.com/
bahette@1toushi.com
(↑ばへっとへの質問はこちらまで)
このメールマガジン本文の著作権は、ばへっとにあります。
けれども、自由に転送・転載していただいて構いません。
なお転載する場合は、出展を明らかにしてください。
「"楽しい投資研究所のばへっと"によれば……」ってな具合に。
よろしくね。
なお、アメリカはネブラスカ州オマハにお住まいの
ウォーレン・バフェットさんとは
一切関係ございませんのであしからず……
(まぐまぐ!で登録・解除)
http://www.mag2.com/m/0000151650.htm
(メルマ!で登録・解除)
http://www.melma.com/mag/27/m00136527/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【投資の感性の最新記事】




