2015年02月18日

中国企業の決算、不動産の評価益について

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不動産の評価益についてご質問がありました。ご回答いたします。

■ご質問
不動産業では土地は棚卸資産で、評価益として計上されませんが
中国企業ではフェアバリューとして損益計算書に計上されているようですが
ご説明頂けないでしょうか。
(長野県 K.O さん 六〇台)


■ご回答
・中国の会計基準は投資不動産について、フェアバリュー(公正価値)による評価を認めています。
・中国では、公正価値モデルと原価モデルの両方が選択により適用可となっています。
・ちなみにIFRS(国際財務報告基準)も同様です(選択適用可)。
・一方、日本基準では不可です(原価モデルのみ。ただし注記で時価情報を開示)。国が異なれば会計ルールも異なるということです。
・公正価値モデルを採用した場合、フェアバリューの増減が損益に取り込まれることになります。
・公正価値モデルを採用する企業の業績評価の際には、利益の源泉がどこにあるのかについての理解が大切なのだと思います。またそのためにも、会計ルールの理解は投資家にとって大切な土台なのだと考えます。

庄司卓矢
楽しい投資研究所


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※日本基準が主ですが、中国基準についても触れていきたいなと思いました。(庄司)

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posted by SHOJI at 15:31| Comment(0) | 会計と投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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